街角の歌声メニュー | 旅チャイナ・トップ | 中国旅行大全・北京編 | ホテル大全 |
レストラン大全 |
|
三輪車胡同巡り | 格安航空券 |
* 北京・街角の歌ごえ *<普請中(5)>
夕暮れどきに、壊された家の前を通ると、ほとんど崩れかかったなか、壁にポツンと一枚の写真だけが残っていたりする。洋風のメルヘンティックな写真だ。男の子と女の子がほのかな接吻をしている。空には不自然に大きな三日月がかかっている。今のはやりだ。街の文房具やみたいのところならどこでも売っている。 驚きでも感動でも、どちらでもいい。でも、それにしても何なのだろう。崩れた家の壁に残された写真をみて抱く想いは。時は確実に破壊に向かって流れて行く。いくら造ってもいつかは壊される。そういう無常観か。壊されても人が暮らした温もりが傷痕として残る。そういうセンチメンタリズムか。 |
街角の歌声メニュー | 旅チャイナ・トップ | 中国旅行大全・北京編 | ホテル大全 |
レストラン大全 | 中国で本を出版 | 三輪車胡同巡り | 格安航空券 |