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一期一シャッター過去ログ (2006年3月〜1月)
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2006年3月30日
(柳の芽)
街の柳が芽を吹き始めています。どうです、この可愛いこと。柳の次は白楊。最後は槐樹。こうして、灰色だった北京の街が緑に埋まっていくのです。北京の一番美しい季節です。
2006年3月27日
(黄砂)
一日強い西風が吹きました。黄砂のにおいが漂い、窓から見る風景は黄の紗を掛けたようにボーッとしていました。黄砂のにおいってわかりますでしょうか?
2006年3月26日
(座り読み)
王府井の新華書店に七八年ぶりに入って驚きました。昔の中国の本屋さんて知ってます? カウンターがあって、本はその奥の棚に並べてあって、自由には手に取ることはできませんでした。いちいち服務員にとってももらうわけ。立ち読みなんかとてもできません。それが、今回行ってみたら、自由も自由。ソファーがあってそこに座って読むのも自由。床に寝っ転がって読むのも自由。本屋じゃなくて図書館みたいです。極端なんですよね。この国は。
2006年3月25日
(迎春花)
黄色い花は迎春花といいます。柳の葉が芽吹く頃、どの花にも先駆けて、しだれる枝に花をつけます。手前には桃の花があるのですが、まだつぼみです。
2006年3月22日
(故宮の魚釣り)
大変豪華な釣り場です。故宮の西華門。皇帝専用の釣り場のようです。背景は立派ですが、釣れているのを見ると十センチほどの鮒が三匹。舞台の割には役者が小さい、ということでしょうか。それとも、大物は後から登場するのでしょうか。
2006年3月20日
(北京のサボテン売りおじさん)
「東京の花売り娘」ってご存じですか? 死んだ父がよく「花を召しませ 召しませ花を」って歌っていまして。「北京のサボテン売りおじさん」をみてふと思い出しました。父が口ずさんでいたのも、きっと、春を迎えようとするこの時期だったのでしょう。
2006年3月12日
(鼎泰豊)
台湾で有名の飲茶屋さんとか。店に入ったところがガラス張りになっていまして。餃子やら小籠包やらを十人ほどの男が黙々と次から次へ包みます。こんなに作って大丈夫かと他人事ながら心配になりますが……。一階も二階も満席。待たされること20分。食べてみると、これが美味い。なるほど。あれだけ作っても大丈夫なんだ、と合点するわけです。
2006年3月10日
(屋台の本屋さん)
三輪車の荷台で本を並べています。一冊5元程度。本屋さんとはまったく違う流通の仕組みなのだそうです。そこで売られているほとんどが海賊版、発禁本でどこかの印刷工場で秘密に印刷されたものだそうです。
2006年3月05日
(服を着た犬)
犬を連れた人が増えたのには驚かされます。5年前には見られなかった光景です。それにしても、何故、北京の犬はみな服を着ているのでしょう。私も考えました。(1)北京の冬は寒いから(2)たいてい家の中で飼われていて散歩中体が汚れないように(3)裸で歩くのは文明的ではないから。あなたはどう思います?
2006年3月03日
(蒲焼き)
蒲焼きと焼き鳥が並んで売られています。中国人からみれば、串を刺して焼くことにおいて同じようなもの? いずれにせよ、うなぎは中国の人の口に合うようです。誰かうなぎ専門店でも作ってみたら如何でしょう?
2006年2月28日
(四度目の雪)
街路樹のポプラの芽がふくらみ始め、春近しと喜んでいましたところ、今日の朝8は雪。アパートの窓からの風景です。楼閣のように見えるのは古い協和病院、戦前にロックフェラー財団が建てた病院の建物です。
2006年2月25日
(ジョイントコンサート?)
盲目の芸人の夫婦でしょうか。男は簫のような楽器を、女は二胡を弾いていました。本人たちは熱演ですが足を止める人はいません。そこへ、ギターを肩にかけたお兄さんが通りかかり熱心に演奏を聴き、携帯のカメラで何度もシャッターを押します。どこの国籍の人でしょう。中国人? 香港? シンガポール? ギターを弾いてジョイントコンサートが始まるのか? 野次馬の大きな輪ができました。でも、男はギターを肩にそのまま立ち去りました。野次馬の輪も、霧散するように消えてまた二人だけが残りました。ちょっとした小さな物語でした。
2006年2月19日
(鼎鼎香)
今人気のシャブシャブ屋です。肉や野菜の出し方を見てください。手前から、「小羊腿肉巻」、エノキダケ、白菜、春菊なのですが、例えば東来順だとこうは盛ってきません。白い皿にただ山のように乗せてきます。本来シャブシャブってそう言うもんだ、と言うのもひとつの議論ではあるでしょうが。でも、とにかくこの「鼎鼎香」、いま人気があるのです。「シャブシャブ道」からみれば堕落?
2006年2月18日
(廟会)
これは鹵味といいますか。牛や豚や鶏の臓物を醤油味のタレで煮込んだものです。日本でいえばホルモン焼きみたいなもの? お祭り気分にはピッタリですね。
2006年2月16日
(黄砂)
上海の出張から戻ってきました。北京の空港近く下を見て驚きました。地上と空の境が見えません。黄砂です。強い西風が吹いたのでしょうか。春が近いのでしょうか。
2006年2月14日
(バレンタインデー)
中国のバレンタインデイの主役は赤いバラです。街にバラ売りがワンサと現れます。一本12元。通常の3〜4倍に跳ね上がります。しかも、バラは、男性から女性に贈られます。中国の男はタイヘンです。
2006年2月12日
(廟会)
点心名物の「狗不理」です。美味しそうに、ホクホクと蒸されています。売っているお姉さんのイヤリングも印象的でした。
2006年2月11日
(廟会)
食べ物の屋台がたくさん出ていました。これは羊の串焼き。モンゴル人の服装のお兄さんがやっていました。でも、「串焼き」ってモンゴル料理でしょうかしら?
2006年2月09日
(廟会)
男の子が射的なら、女の子は輪投げに夢中。しかし、これは、相当難しい。ウサギの籠は大きく、輪は小さく。
2006年2月08日
(廟会)
どうです。この真剣な目。右に見えているのが景品のぬいぐるみです。取れましたかどうか。
2006年2月07日
(廟会)
なぜ、廟会でバスケットをするのか? 射的みたいなものです。お金を払ってフリースローを十回する。成功の回数によってぬいぐるみの景品が異なる。こんな仕組みです。店からすると、ぬいぐるみを売るよりも、こちらの方が儲かる。お客さんからすると、ぬいぐるみが欲しいのではない。賭の誘惑についついお金を使う。三年ぶりの廟会でしたが、今回、全体に「賭博性」が色濃くなっているのを感じました。今の世情なのでしょうか? それとも、中国人の性質的なものなのでしょうか。
2006年2月06日
(廟会)
シシカバブーですね。こんなものを食べさせて大丈夫でしょうか。お父さんはまだ一本用意しています。中国の人の強い胃腸は小さい頃からの鍛錬のたまもの?
2006年2月05日
(廟会)
飴細工です。顔も同じ、メガネも同じという母子がじっと見ています。飴を暖め柔らかくして管から息を吹き入れて形を動物やら瓢箪やらを造っていく。それだけのことなのですが、飽きないほど面白い。でも、その面白さのほとんどは、廟会だからだと思います。雑踏があって、雑踏が醸しだす熱気があって、そして何よりも「楽しんでやる」という人々の意志があるから楽しいのです。
2006年2月04日
(廟会)
「春節」って良い言葉ですよね。それに較べると「旧正月」なんてバカみたいです。春節は春を迎える喜び。廟会はその春節の花。喜びが爆発します。「生きていることが楽しくてしょうがない」。廟会は、そんな中国人魂の表現なのです。廟会を見ずして中国を語るなかれ。
2006年2月02日
(カラス)
カラスの群れです。街路樹をねぐらにしています。場所は長安街、北京飯店のすぐ向かいです。下をバスが通っています。気温はマイナス十度。都心でも北京の夜の空は真っ暗。カラスさん、北京の街は住みやすいかい? 寒かろうに。暗かろうに。うるさかろうに。
2006年2月01日
(美甲)
これ何ていうのです? 中国語では「美甲」。ネイルアートでしょうか。男性もやっています。日本より進んでいる? 「能ある鷹は爪を隠す」というのは昔の諺で、今は、モテたい男は爪磨く?
2006年1月31日
(願い事)
デパートの一階に造花の桃の花が飾られ、人々が願い事を書いた赤い短冊を付けていきます。「今、500元欲しい」「車を買いたい。できればフォルックスワーゲンのGOLF」「ピアノが上手くなりますように」。いろいろあるのですが、このおじさん、自分は書かないで、人の短冊をひとつひとつ丁寧に読んでいるんですよね。その真剣な表情! どういうのでしょうね?
2006年1月30日
(13年ぶり)
13年ぶりの爆竹の解禁です。街には特設の屋台ができて大賑わいです。事故や火災の多発からの禁止だったのでしょうが、なぜ、今解禁になったのか? ある中国人曰く、「GDPも世界5位だし伝統的なモノへの自信の表れですよ」。別な中国人曰く、「爆竹製造企業からの陳情の成果ですよ」。
何はともあれ、いい歳のおじさんが喜々として爆竹を買っていくのは、私たちには、ちょっと不思議です。
2006年1月29日
(お気に入りレストラン)
お気に入りのレストランのひとつです。シャブシャブの店です。店の名は「満福楼」。壁には「福」の字が様々な字体で書かれています。
2006年1月28日
(爆竹)
北京市内で13年ぶりに爆竹が許可になったそうで。春節を迎える00:00、ひときわ音が高まり、地を揺るがすような騒然とした雰囲気になりました。たまたま、消防署の前だったのですね。この写真を撮った数秒後、どこからか火災の連絡が入ったようで、それまで花火を見上げていたこの人たちはワッと消防車に乗ってサイレンの音もけたたましくどこかに消えていきました。可笑しいですね。
2006年1月27日
(春節間近)
豚足だか臓物だかが売られています。積み上げるようにして売るのが作法? きっとこれが中国の人の食欲をそそり売れ行きをよくするのでしょう。
2006年1月26日
(パン屋さん)
北京でおいしいパンが食べられない、なんていうのは二昔も前の話。いまはオープンキッチンのパン屋さんがたくさんあります。フランスパンが店頭で売られていまして。中国語では「法式長棍」。「長棍」とは言い得て妙ですが暴力的に過ぎません? 一本8元。一日二日はよかったのですが、三日目になったら固くてナイフで切れません。北京の冬の乾燥は凄いですからね。金槌でたたき割って食べました。食べ方も暴力的になりました。
2006年1月22日
(金剛)
ショッピングモールにキングコングが現れました。中国語では金剛。映画の封切りに合わせての登場なのですが、フォルックスワーゲンの TOUAREG の宣伝用です。それにしても金剛ってへんですよね。だって、キングゴングは金剛ではないですもん。
2006年1月17日
(何の肉?)
何の肉と思いきや……。ウサギなのだそうです。養殖でしょうかしら。いずれにしても、中国の人の食べ物の範囲は、日本人のそれよりもはるかに大きなものです。
2006年1月14日
(餃子)
スーパーマーケットで人垣ができています。見ると、餃子の手作り実演コーナー。早いの何のって。神業のようなスピードで作っていきます。
2006年1月12日
(雪)
朝からの雪で世界がうっすらと白くなりました。それほど降ったわけではないのですが、それでも、空気も清められ、地も清められ、人々の心も清められて北京は静かになりました。
2006年1月09日
(ちまき)
お嬢さんが、ちまきの山に埋もれるようにして売っていました。
2006年1月08日
(水仙)
水仙が売られていました。一鉢12元。一番の寒さのなかですが、寒さの極まるところ自ずと春を含む、ということでしょうか。12元の春。
2006年1月07日
(寒中トランプ)
公園で老人たちのグループがトランプを楽しんでします(?) マイナス三度のなかでも人はトランプをしなければいけないものなのか、と哀しみにも似た哲学的な疑問が私の脳裏を去来したものです。
2006年1月05日
(ブタの頭)
「ちょっとお使いに行ってきて」
「はーい、ママ、何を買うの」
「ブタの頭。ひとつでいいから」
こんなふうにして、中国人はこれを買うのでしょうか。
2006年1月03日
(鹿の角)
チベット人がこれを買えと言います。「幾ら?」「400元」。安い高いかのまえに、使い道が分かりません。部屋に飾るには大袈裟だし、精力剤として囓るには堅そうだし。
2006年1月01日
(元旦)
1月1日。未だ明けやらぬうちから、寒風の中、工事現場では人々が働き始めています。頼もしくも、中国の新しい年の始まりです。

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