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一期一シャッター過去ログ (2008年1月〜3月) |
2008年3月23日 (緑一点) |
北京で最初に芽を吹くのが柳です。灰色の屋根、灰色の壁、葉を落とした木々の風景のなかでに、ポツンと一点の緑が現れます。それが柳です。 | |
2008年3月20日 (北京のバス-5) |
二階建てのバスも走っています。これは新型の車両で座席はみな前向きになっています。なかなか快適ですね。隣の車を見下ろす感じが快感ですね。たとえそれがベンツであってもBMWであってもね。ちなみに運賃は普通の車両と変わらずICカードなら4角(=6日本円)。一番前に座りたいと思うのですが、残念ながら、空いていたためしがないです。 | |
2008年3月19日 (キティーちゃん) |
Hello Kitty の記者発表会があるというので行ってきました。何を発表したかというと彼女を主人公にしたミュージカルがこの3月を皮切りに今後3年間で600公演されることになった、と。それは分かったのですが、分からないのがこの猫ちゃんがなぜそんなに人気があるのか? 美空ひばりの物真似がうまいわけでもフィギアスケートがうまいわけでもなさそうですし……人形ひとつでこれだけの商売が出来るというのはただ事ではないですよね。 | |
2008年3月18日 (黄砂) |
今朝の黄砂はちょっとひどかったですね。空全体が黄色くなり、特に地平線に近くは紗を敷いたように黄色く霞みました。春といえば、これも春なのですが。 | |
2008年3月16日 (街角の春-4) |
お年寄りが鳥の籠を持って散歩を始めます。枝に吊して鳥の鳴き音を聞きます。その枝は柳。その柳の芽もふくらみかけています。こうして北京の春は始まります。 | |
2008年3月13日 (街角の春-3) |
老人たちがトランプに興じています。出勤の道でのことですので、相当の早朝からやっているのでしょうか。写真の左上に黄色く見えるのは迎春花、北京で一番早く咲く花です。春ですね。 | |
2008年3月11日 (小さい春みつけた) |
これは桃でしょうか。今朝初めてつぼみに気がつきました。毎日の出勤で通る路なのですが。時間は均等に流れつぼみは徐々に出来ていくのでしょうが人の目には突然な出来事に見えるのですね。人生の何かの秘密でしょうか。別れが急に来るようなものでしょう。 | |
2008年3月10日 (街角の春-2) |
暮れ惑う崇文門の雑踏に二胡の切々としたメロディが流れます。いつも道端に座り笙と二胡の演奏をしている盲目の夫婦(?)がいます。夫が笙で妻が二胡。二人は何かに憑かれたように夢中になって演奏をします。笙と二胡の息がピッタリあって独特な音の世界が現出し、知らず知らず足を止めしばし聞き入るのですが。大道芸人と言ってもいいのでしょうか。これはどういう場面でしょうか。後ろの男性は夫ではありません。マネージャー?。この日は思ったような稼ぎがなかったので帰る前に一回りしようか。そんなところでしょうか。いずれにしても、缶の中が少しでも重くなることを祈るばかりです。 | |
2008年3月7日 (街角の春) |
すっかり春めいてきました。コートも薄手のものに変わり、道行く人もどこかのんびりと、冬から逃れた開放感を楽しんでいる雰囲気です。北京の一番いい季節が始まります。 | |
2008年3月6日 (窓ふき) |
初春の陽をいっぱいに浴びて窓を拭く一群の人たち。見えますか? このビルの窓ふきは春になると多くなるような気がしますがどうでしょう? 先日のニュースでは日本でも黄砂の飛来があったとか。春は黄砂の季節。だとすると窓ふきは北京の春の風物詩? それとも、そもそもが私の勘違い? | |
2008年3月5日 (雷鋒に学べ) |
雷鋒ってご存じでしょうか? 文革の時に毛沢東の主導で「雷鋒に学ぶ」運動が大々的に展開されました。人民に対し徹頭徹尾無私の精神で奉仕する、そういう革命精神の具現者とされた兵士です。この日、地下鉄の駅でやっていたのは「雷鋒に学ぶ」というアンケート調査。切符を売るときはツンツンしているのにアンケート取るときはニコニコしているのはどういう訳だ、なんて言わなくてもいいんです。私も参加してきました。「駅の服務員の態度はどうですか?」「切符売りの窓口のサービスは?」「車内放送は?」「トイレの衛生は?」。A4二ページの質問に答えるんです。記入が終わり提出しましたら、なんと、「地下鉄安全漫画」というトランプをくれました。なるほど。雷鋒に学ぶ運動なのですが、なかなか雷鋒のように無私というわけにいかない。トランプぐらいは用意しないとアンケートも取れないということなのでしょう。 | |
2008年2月26日 (北京のバス-4) |
長いバスの後方の座席から前を撮ったところです。軽く右に曲がろうとしていますね。ちゃんと真ん中の蛇腹のところで曲がれることになっています。 | |
2008年2月25日 (北京のバス-3) |
長いバスが走っています。普通のバスの2倍はあります。沢山の人を乗せることが出来ますのでその点では効率的ですが、こう長いと角を曲がるときに不便でしょう。それとも北京のバスはまっすぐにしか走らないのでしょうか? そうもいかないでしょう。じつは、真ん中の黒く見えるところが蛇腹になっていまして、ここで折れ曲がることができます。 | |
2008年2月21日 (元宵節) |
正月15日は元宵節。中国人からするとこの日で楽しかった正月は終わりです。皆でお団子を食べます。丸く丸く円満にと。間違っても三角のオニギリや四角い切り餅は食べません。そうかな? | |
2008年2月16日 (北京のバス-2) |
バスの最後部から前に向かって撮ったものです。通勤時間帯です。だいたいこんな感じの混み具合です。 | |
2008年2月15日 (北京のバス) |
前方乗車口のステップを上ったところです。右に見えるのはICカードの読み取り機です。ほとんどの乗客はICカードを持っていて、ここに「ピッ」と触れて乗車します。初乗りはICカードを利用すると4角(0.4元=6日本円)。カードを持っていない人は手前の箱に現金を入れます。現金の場合の初乗りは1元(=15日本円)。差が大きすぎて変ですね。このICカードを一枚持っているととにかく便利で、どのバスにも「ピッ」「ピッ」と4角で乗れます。乗り間違えようが乗り越そうが4角ですから。また、この1枚で地下鉄にも乗れます。どう言ったらいいでしょう。この一枚あれば、北京中どこでも行けちゃう。そんな感じです。 | |
2008年2月13日 (小樽・雪あかりの路-3) |
雪あかりの路と言うくらいですから主役は雪とローソクなのですが、忘れていけないのが運河と倉庫。こういう舞台装置のなかで、誰もが昔を思い出しているような懐かしい気分になるのでしょうね。 | |
2008年2月12日 (小樽・雪あかりの路-2) |
運河沿いの遊歩道はこんな感じです。札幌の雪祭りのような人を驚かせるような大型なオブジェが置いてあるわけではありません。雪とロウソクの明かりで文字通り「雪あかりの路」を作っているわけです。驚かされるのでなく、ほのぼのとした気持ちにさせる。そういうフェッシバルです。 | |
2008年2月11日 (小樽・雪あかりの路) |
場面変わって、小雪舞い散る小樽。こちらのフェッシバルは「雪明かりの路」。運河沿いの路にロウソクの明かりが延々と続きます。雪と運河と倉庫と灯り。それなりに楽しめるお祭りです。 | |
2008年2月4日 (春節-8) |
デパートの前に特設の舞台が作られそこでパフォーマンスも披露されています。見得を切っているのは「変面」。覆面レスラーのように覆面をして舞台に出てくるのですが、みんなが見ている前で瞬時に面を変える、しかも次から次へと10種類ぐらいの覆面に変わっていくという不思議な芸です。四川省だけに伝わる伝統芸で、門外不出、師匠から弟子へ密かに伝えられていくと……。その割には舞台がチョット安っぽいでしょうか。何はともあれ見る方はタダですので大喜びです。 | |
2008年2月2日 (春節-7) |
スーパーマーケットで売られている下着です。女性用と男性用があるのですが、ともに真っ赤。真ん中に「福」と金色で書かれています。お揃いで穿いてみるのも良いでしょう。春節ですから。 | |
2008年1月31日 (春節-6) |
「あなたの顔にも飽きたわ。チョット変えなさいよ」。「そうするか」。と、言ってるのかどうかわかりませんが……。 | |
2008年1月30日 (春節-5) |
おイヌさんでしょうか。可愛くて食べられませんね。 | |
2008年1月29日 (春節-4) |
学校帰りの高校生でしょうか。受験戦争も忘れ、飴細工の手さばきに見とれています。何とも平和です。 | |
2008年1月28日 (春節-3) |
お寺の廟会にはまだ早いのですがデパートの前には客寄せの屋台が並んで縁起物が売られています。全体、赤いんですよね。その赤のなかでお嬢さんが万華鏡を覗いています。万華鏡なんてモノは、自分の部屋で一人で覗いていても面白くも何ともないもので、赤に囲まれて覗くから楽しいのですよね。というわけで、春節。 | |
2008年1月27日 (春節-2) |
街中に時ならぬ長蛇の行列が出来ています。焼き芋の安売りか? 周傑倫の新しいアルバムが出たのか? 行列の先を辿っていくと……列車の切符を買うための列です。春節です。春節はこの国における最大のイベントで、誰もが故郷で春節を迎えたいと。二時間並んでも買えないチケットは、やはり買えません。すると、夜行列車で一昼夜立ちつくしても故郷へ帰っていきます。こういう彼らを見ると、「私たちは帰るところを持たない民族なのだ」と思うわけです。 | |
2008年1月26日 (春節) |
赤いぼんぼりに灯がともります。これだけのことですが北京の人々の心にも春への期待、新たな芽吹きへの希望の灯がともります。冷たく身を切る寒風のなかですが春節を迎える準備が始まります。 | |
2008年1月24日 (道路のお掃除) |
今日の主役は颯爽と歩くおばあさんではありません。その後ろの清掃車。北京の町を毎日何台もの清掃車がこうやってお掃除をしています。ただ、なんでしょうかね。これは道路を磨いているのでしょうか? 道路を磨くとどうなります? 逆に磨かないとどうなります? 埃を掃くといっても相手は道路で沙漠で砂を掃いているようなものですから……。 | |
2008年1月21日 (雪にも負けず) |
朝窓から外を見ると街全体がうっすらと白くなっていました。外はマイナス4度。雪にも負けず、寒さにも負けず、今日も煎餅菓子の屋台がいつもの場所に。お客さんもエライです。 | |
2008年1月20日 (性愛進化) |
街角にブックスタンドがありまして繚乱百花、いろいろな雑誌が並んでいます。ついこの間までは考えられなかったことです。最近はかなりきわどいのもありますね。「性愛進化手冊」とありますね。そうか、性愛というのは進化するモノなんですね? | |
2008年1月19日 (煎餅菓子) |
こちらの朝食は煎餅菓子。ハンバーガーが舶来のファーストフードならこちらは昔からのそれ。小麦粉を薄く焼き、そのなかに卵やネギを挟みます。胡同の柳の下に置くのが美しいのでしょうが、現代的な高層マンションの谷間にあるのもそれなりの味わいでしょうか。 | |
2008年1月17日 (初雪) |
今年初めて雪が降りました。街がうっすらと白くなりました。マイナス3度の寒さの中でバイクに乗るのはタイヘンです。このおじさんは笑っていますね。カメラを意識したのでしょうね。「北京では寒さの中みな笑いながらバイクに乗っている」というわけではありません。その点誤解されませんように。 | |
2008年1月15日 (ハンバーガー) |
朝の寒さに湯気が白いです。ハンバーガーを温めながら売っています。露天で売られている朝食としては最も一般的でしょうか。 | |
2008年1月14日 (ふかし芋) |
寒い朝でした。8時でマイナス3度。寒い寒いと歩道橋を歩いていると鍋から湯気が立っています。何かと覗くとサツマイモ。鍋のなかでフカフカっと転がっていました。写真右手の手すりの階段を下りるとバス停です。アツアツのサツマイモフーフーフーとを食べながら満員バスで通勤するのもオツなものかもしれません。 |
一期一シャッター過去ログ (2008年1月〜3月) |